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はじめに
今回は共通テストリスニングの対策方法と共通テストで8割から9割とる方法について話していきたいと思います。
僕自身共通テストを今年受けてリスニングでは8割超えることができましたし、模試で9割超えることも2度ありました。留学していたわけでもないですし帰国子女でもないです。
共通テストリスニングは正しい対策方法と期間をかければ点数は安定して目標点数に届きます。
今回の記事を読んでもらえれば共通テストの正しい対策方法と勉強方法についてわかっていただけますので最後まで読んで正しい勉強法について学んでいってきださい。
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今回の記事の信憑性
まずはじめに今回共通テストリスニングの勉強法について質問された方ありがとうございました。僕自身今年初めて実施された共通テストを受けてリスニングの点数は(87/100)でリスニングはまあまあ得意な方ではあると思います。
国立大学を受験するのであればリスニングは避けては通れないですし、私立の共通テスト利用を受験される方も必要になってきます。
リスニング力はすぐにはつかないのでいますぐに対策を始めるべきです。
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共通テストリスのングについて
共通テストのリスニングはしっかり対策をしていない受験生にとってはかなり難しいものに思えると思います。
2021年度大学入学共通テスト(英語リスニング)の試験時間は、前年度までと変わらず解答時間30分を含む60分。平均点は56.16点と、前年度(57.56点、100点満点換算)と比べそこまでかわらないという結果でした。
2021年度の問題形式と配点は次のとおりです。
- 第1問A 短い発話の聞き取り(内容一致問題):各4点×4問=16点
- 第1問B 短い発話の聞き取り(イラスト選択問題):各3点×3問=9点
- 第2問 短い対話の聞き取り(イラスト選択問題):各4点×4問=16点
- 第3問 短い対話の聞き取り(質問解答選択問題):各3点×6問=18点
- 第4問A 長い発話の聞き取り(図表完成問題):4点×1問+各1点×4問=8点
- 第4問B 複数の発話の聞き取り(内容一致問題):4点×1問=4点
- 第5問 講義の聞き取り(図表完成問題・内容一致問題):3点×1問+各2点×2問+各4点×2問=15点
- 第6問A 対話の聞き取り(内容一致問題):各3点×2問=6点
- 第6問B 対話の聞き取り(意見選択問題・図表選択問題):各4点×2問=8点
2021年度大学入学共通テスト(英語リスニング)の問題はこちら、答えはこちら、音源はこちら、スクリプトはこちらから見てみてください。
見ての通り時間内に本当に色々な問題が詰め込まれていてかなりハードです。大問4からは一回読みで去年までよりも内容が難しくなっていると思われがちですが点数は前年までと変わりないので内容自体は難しいわけではないです。時間が長い上内容が詰まっているので大変ではあります。
しかし、逆に言えば対策をしっかりしていれば8割も普通に超えます。共通テストリスニングの特徴としては一回読みがあるという点が大きいと思います。
テスト時間が長くリスニングを実施されるのが共通テスト初日の最後のためなかなかにハードです。そのため勉強の持久力をつけることも大切になってきます。それでは具体的な勉強法に入っていきます。
英語が聞き取れない原因
共通テストの勉強法について話す前に英語が聞き取れない原因について解説していきたいと思います。
覚えていない単語がリスニング中に出てくる
英語のリスニングに慣れてくると知らない単語が少しくらいあっても前後の文脈から意味を想像できるようになりますが、やはり最初はわからない単語が出てくると言っている内容がわからなくなってしまいます。
リスニングで自分のわからない単語に出会うとかなり内容理解するのは厳しいです。
基本的な単語を抑えるのはもちろんのこと学校で配られた単語帳を一冊完璧にしましょう。
その表現(文法)を知らない
知らない文法を使って話されている英文は、音を聞き取れていても意味を理解することができないのは当然です。
たとえば、分詞構文を知らない人が、以下の英文を聞いたら何を言っているかわからないということになります。
Seeing me, my dog wagged her tail.
私を見たとき、犬はしっぽを振りました。
など、表現や文法を知らないと何を言っているのかわからないという問題が出てきます。
日本語に訳しているので間に合わない
耳で聞いた英語を日本語に訳していては、いつまでたっても英語のスピードについて行けません。日本語に訳す行為には、単語を訳す行為と、英文を訳す行為があります。
単語を訳している
英単語を聞いたときに、日本語に訳してから理解していては時間がかかりすぎるので間に合いません。
たとえば、「ピーポー」という単語を聞いたときに、下の図のように「人々」と頭の中で訳してから理解していたのでは時間がかかりすぎます。
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知らない単語があると止まってしまう
知らない単語が出てきたときに「何それ?知らないな」と考えていたら、その間に話はどんどん進むので追いつけなくなります。
知らない単語が出てきても、気にせずに続きを聞くことが大切なので知らない単語に囚われすぎないようにしましょう。
失敗するリスニング勉強法
失敗する英語のリスニングの勉強法についてお話していきます。リスニングは、とにかく量をこなせば上達するように思いがちですが実際のところはそうではありません。
間違った方法で練習していると、あるレベルで上達が止まってしまい、ずっと平行線が続くことになります。
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英語の音声を聞き流している
音声を聞き流していたら英語ペラペラになれるという広告をテレビやネット、英語雑誌でよく見かけます。そのせいで、オーディオを聞き流していたらリスニングも上達するような印象を受けてしまいます。
でも、英語オーディオを聞き流しているだけではリスニングは絶対に上達しません。時間が過ぎていくだけで進歩はありませんので、今すぐ止めましょう。
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英語の音声が難し過ぎる
ぜんぜん聞き取れないオーディオを聞いても、脳はそれを言語として処理してくれません。脳は、まったく聞き取れない英語を雑音として処理してしまうので、リスニング上達にはつながりません。
英語のリスニング上達には、自分のレベルに合った英語オーディオを使うことが重要なのです。このページの最初に、英語を聞き取れない原因をお話ししました。以下のとおりです。
- 知らない単語が多すぎる
- 単語の発音を知らない
- 発音の変化を知らない
- 日本語にない音を聞き取れない
- その表現(文法)を知らない
- 日本語に訳しているので間に合わない
これらの原因をつぶすことで英語のリスニングは目に見えて上達します。
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以下にそのための勉強法を紹介します。
リスニングが上達する単語の覚え方
単語を覚えるときに、テキスト教材を眺めて覚えていませんか?
通勤のときや、ちょっとした空き時間に単語を覚えるには、テキスト教材を見て覚えるのがお手軽ですが、目で見て覚えただけの単語は聞き取ることができません。
必ずオーディオを使って、単語がどのように発音されるのかを覚えましょう。
書店で売られている単語教材を購入するときは、必ずオーディオCDが付属しているものを買って、目と耳の両方から単語を覚えてください。
実際は、自分の声で英語音声がかき消されないように、イヤフォンかヘッドフォンを付けてやった方がいいです。
ポイントは、
- 耳で聞こえたとおりに発音やリズムを真似ること
- 少し慣れたら外国人に話しかけているつもりで練習すること
- その場面を想像しながら練習すること
ネイティブと話しているときに、1つ聞き取れない部分があっただけで、その後はぜんぜん会話について行けなくなるということがあります。
多聴をしっかり練習しておくと、たとえ聞き取れないところがあっても、話の全体像を理解できるようになります。
共通テストリスニングを練習するときのコツ
精聴のときも多聴のときも、以下のルールを守って練習することで上達が早くなります。
- 単語の意味を考えない。「speak」は「話す」のように日本語で考えるのではなく、話しているシーンをイメージしましょう。
- 知らない単語が出てきても思考停止せずに最後まで聞く。続きを聞けば分かることがよくあります。
- 耳に集中できる聴覚オーディオを繰り返し聞く。テレビやDVDより音声のみの方が耳に集中できるので上達が早いです。
- 学習を習慣にする。時間が空いたときに勉強するのではなく、通勤のときや風呂上がりなど、最初に時間を確保して毎日勉強します。
- 聞き取れなくても諦めずに、常に全体像を推測することを心がける。諦めたら終わりですよ。
英文を多読することで、英語の語順のままで理解できるようになります。
もちろん、戻り読みしていては効果はないので、左から右に読み進めて、絶対に前に戻らないようにしましょう。
このとき、スラッシュリーディングという読み方をします。
スラッシュリーディングとは、意味のかたまりごとにスラッシュ(斜め線)を引いて文を区切り、左から右に、かたまりごとに理解していく読み方です。
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スラッシュリーディングするときのルール
- どこにスラッシュを引くかに決まりはないので、自分で「ここで区切ると分かりやすいな」と思う場所に引きます。
- かたまりごとに意味を考えて、理解できたら次のかたまりに読み進めます。
- 途中で分からなくなっても、絶対に前に戻らずに読み進めます。
- 知らない単語や表現が出てきても、そのまま読み進めます。文脈から意味を想像しましょう。
- ぜんぶ読み終わったら、分からなかった単語や表現の意味を調べます。
スラッシュリーディングに使う英文は、興味を持って読めて、読みやすい英文であれば何でもかまいません。大事なのは継続してコツコツすることです。
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問題の解き方
リスニング問題を解く際はメモを取らないようにしましょう。
一回聞き終わってからメモを取るようにしましょう。
聞きながらメモを取ると書くことに気を取られ大事な情報を聞き漏らす可能性が高いです。
それに回答に必要な情報は音声が長い問題であってもあまり多くないです。そのため音声を聞きながらのメモはやめましょう。
記事のまとめ
リスニングに限りませんが一番大事なことは継続です。結果が出ないからといってやめてしまうと今までの努力は意味がなくなってしまいます。そのため毎日少しずつでもいいので継続してください。リスニングで高得点が取れるように頑張ってください。
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