共通テスト国語9割越え勉強法。共通テスト国語で高得点が取れれば国立大学合格は余裕です。

はじめに

今回は記事の読者さんからリクエストがあった共通テスト国語の対策と攻略法について話していきます。今回は共通テスト国語はかなり自信があるので記事にしょうと思いました。

内容としては再現性が高いないようになっていますので僕みたいに国語が苦手な受験生でも高得点が狙えるような勉強法になっていますので最後まで読んでいってもらえたらと思います。

僕自身今年の共通テスト国語は(190/200)でした。

国語が得意ではなく時間もあまりかけずに対策をしてきたので誰でも真似できると思います。

共通テスト国語の設問構成と出題範囲

共通テスト国語の設問構成と配点は次のようになっています。

  • 第1問 現代文(評論) 50点満点
  • 第2問 現代文(小説) 50点満点
  • 第3問 古文      50点満点
  • 第4問 漢文      50点満点

大問の構成と配点に関しては、センター試験との違いはありませんですが全体的な問題の出題傾向が変わります。次は現代文、古文、漢文ごとの出題範囲について細かく見てみましょう。

現代文の出題範囲

現代文は、センター試験では第1問が評論で第2問が小説という構成でしたが、共通テストでは小説や評論に加え、より実用的な文章が出題されます

今年共通テストを受験して思ったことは図やグラフが多く現代社会の問題に切り込んだ内容が多く出題されていると感じました。

例えば、1回目の試行調査では「高校の生徒会規約に関する文章」、2回目の試行調査では「著作権法についてのポスター」というテーマが出題されました。これまでよりも実生活に近い形の設問が出されるということ。

難しく考える必要はないですが、様々なテーマの文章を読み解きながら、いかに多方面から情報を読み取れるかが重要視されます。

また評論に関しては、試行調査で「法律の条文」「掲示物の文章」が出されるなど、こちらもテーマが多様化する傾向にあります。いずれも説明文が短く、限られた情報の中から要点を正確に読み取る力が必要です。根拠の部分も出典が散らばっているため、上手に処理していきましょう。

小説も基本的には評論と同じく本文を読み取る力が求められます。ただ、共通テストでは詩やエッセイの読み取りが出題される可能性もあります。念のため詩歌の表現技法なども覚えておくといいでしょう。しかし確実に出題されるわけでないので、そこまで念入りに行う必要はありません。

僕的には今年の共通テストもそうでしたが、センター試験とそこまで変わらないという印象でした。

 

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古文・漢文の出題範囲

古文・漢文に関しては試行調査の様子を見る限り、現代文ほど大きな出題傾向の変更点は無さそうです。ただ、細かい変更点としては「漢文が示す故事成語」に関する出題が追加されます。(内容がわかっていれば知らなくても回答できますが。

また出題形式も少し変化し、「文章の解釈について生徒同士がやり取りしている」形のものが追加されました。この問題は単純で配点も高いため僕的には得点源なると思います。

センター試験との違いについて

先ほど、共通テスト国語とセンター国語で問題の出題範囲がそこまで変わらないことを説明しました。それをふまえながら、共通テスト国語とセンター試験国語の問題の細かな違いについて話していきたいと思います。

共通テスト国語とセンター国語の違いその1:より実用的な文章が題材になる

共通テスト国語では法律の条文や掲示物など、普段の生活で実際に使用されるような文章を題材に問題が作られるようになります。問題を解く際には条文や掲示物に加えて、短めの説明文を読み取る必要があるため、今まで以上に「書いてあることを正確に読み取る力」が必要です。

共通テスト国語とセンター国語の違いその2:ひとつの大問に複数の文章が出題される

センター国語は、大問ごとにひとつの文章を読んで、それをもとに解答する形式でした。一方で共通テストからは、複数の文章を関連付けて解く問題が出題されます。これにより根拠の箇所が多くの文章に散らばることになるため、複数の文章を素早く処理して必要な情報を見つける力」を身につけなければいけません。

共通テスト国語とセンター国語の違いその3:小説で詩歌が出題される

センター試験では、小説は評論と同じように読めば点を取ることができましたが、共通テストでは詩やエッセイが出題されるのでその方法が通用しなくなります。なぜなら、詩の解釈や表現技法についての知識が無いと、解けない問題が出るからです。「本文に書いてあることを正確に読み取る」ことに変わりは無いのですが、「書いてあることを表現技法に照らし合わせて解釈する」力も鍛えるようにしましょう。

共通テスト国語とセンター国語の違いその4:各設問に「生徒のやりとり」が含まれる

共通テストでは生徒の会話を埋める形式の問題が出題されます。この形式の問題は、皆さん普段のテストでは解き慣れていないと思います。形式に戸惑いますが、結局生徒が話しているのは、普段のテストで「〜とはどういうことか答えなさい」などと問われていた内容と同じです生徒の会話をきちんと読み取れれば、むしろ問題を解く際のヒントになるので、それほど難易度は高くありません。

共通テスト国語具体的な対策を話す前に

共通テスト国語は現代文、小説、古文、漢文の四つで解く順番としては漢文、現代文、小説、古文です。

解く順番は個人差があるとお思いますがこの順番にするのは根拠があります。まず漢文から解くのはこの4大問のなかで一番簡単だからです。なので漢文が年によってはかなり簡単なので簡単な年にあった時は十分では解けるようにしたいところです。

次に現代文が来るのは現代文もたいして難しくないからです。しっかりとポイントを掴めればかなり簡単に答えを選べます。次に小説を解く理由としては小説は得意な人や普段から小説を読んでいる人からすれば本当に簡単に答えが選べると思います。個人的にはこの順番が一番いいと思っていますし、実際この順番で解いた時が一番点数が良かったです。

共通テスト国語は時間配分や解く順番が高得点の鍵になってきます。今回の記事を参考にして自分にあったベストな解く順番を本番までに見つけて対策を練って欲しいです。



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具体的な共通テスト国語対策について

現代文

現代文は年度によって難易度に差はありますがそこまで難しくはないので対策をすれば今からでも全然高得点を狙えます。現代文の解く時間の目安は20分弱くらいです。演習の際は時間を測って現代文だけ解くのもありです。まだ一年分しか過去問がないのでセンター試験試験で演習をしましょう。特に共通テストとセンター試験は変わってないなと本番を受けてみて思ったのでセンター試験で対策をするのはかなり効果的です。演習の仕方としては現代文だけ20分を計って解きましょう。センター試験の過去問で何回も現代文だけ演習をしましょう。これを20年分くらいすれば現代文で一貫して問われていることが掴めると思います。現代文では筆者の言いたいことは各段落に一つだけでありさらに言えば本文中で筆者の伝えたいことは一つだけなのでそれを見つけて、その文を言い換えている選択肢を見つけるだけです。そのため解く時は必ず段落を意識して各段落ごとに筆者の言いたいことに線を引いて解いていくようにしていきましょう。上記のことだけ押さえて何回も時間を計りながら演習重ねていけば現代文で高得点を取るのは簡単だと思います。現代文は何年分も解いて何回も反復しましょう。

小説

小説の最初に言い回された言葉や慣用表現の意味を聞かれる問題がありますが、この問題は実際意味を知らなくても文の前後から推測して解くことができます。難しく聞こえるかもしれませんが本文の流れと主人公の心情がなんとなくでもわかっていたら答えを選べるような問題ばかりです。なので特にそ問題に特化した対策はしなくていいと思うので毎回の演習で出た言葉の意味を覚えるようにだけで十分です。小説はいかに本文の舞台背景や主人公やその周りの人物の心情を読み取れるかにかかっています。逆にそれがわかれば簡単に満点を狙えます。主人公になりきったつもりで小説を毎回読むようにすれば満点も普通に狙えると思いますので演習のなかでその感覚を掴んでいって欲しいです。小説は量より質だと思うので一回一回の演習を大切にしましょう。
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古文

古文は本当に年度によって難易度が全然違います。なので本当に難しい年度だと古文が得意な人でも半分くらいしか点数がない人が出てきます。古文の難易度が高い年度は他の大門が易くなるので他で点数をとりましょう(笑)古文で高得点を取る上で外せないのは古文単語です。古文では英語でもわかるように単語がウルトラ大事です。下線部がひかれている部分の単語がわからなければ正確に回答を選ぶのは厳しくなります。なので、学校で配られる古文単語集を完璧になるまで徹底的にやり込んで古文単語を覚えてしまいましょう。次に助動詞です。学校でも覚えるように口うるさく言われていると思います。助動詞は本当に重要です。選択肢に迷った時は助動詞が答えの決めてになることが多くあります。それに助動詞単体の問題もほぼ毎年出ます。助動詞は前の動詞の活用の形によっても意味が変わってきますので覚えることは細かいですが覚えてしまえばかなり古文の見え方が変わってくると思います。古文単語と助動詞を完璧にすればかなり古文は解きやすくなると思うので、次はセンター試験の過去問を使って演習をしていきます。古文だけ時間を計って20分弱で制限時間をもうけて20年分くらい演習しましょう。10年分くらいでもかまいません。完璧になるまで演習しましょう。

漢文

漢文はこの4題の中で一番点が取りやすい大問です。特に簡単な年では10分くらいで解きたいものです。漢文は句形を覚えてしまえばもう簡単に満点狙えます。句形を全部ある程度覚えてしまってそのあとはセンター試験の過去問で演習すれば普通にコンスタントに満点が取れます。それに漢文の話のオチは毎回似たようなものになっているので演習を積み重ねることにより掴めてきます。ぜひ漢文を疎かにせず満点を狙いにいきましょう。

 さいごに

共通テスト国語は難しいと思われがちですが対策をしっかりすれば高得点とれます。国語を捨てずに対策をして高得点狙って欲しいと思います。

国語は国立大学を受験するならやはり得点できないと苦しいと思います。僕自身国語で点数が取れて周りの受験生に対してかなりのアドバンテージを作ることができました。

理系だからといって国語を諦めずに高得点を狙っていきましょう。



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